台東県鹿野で出会ったバイリンガール小学生
台東県鹿野でバイリンガール小学生と出会いました。このバイリンガル言語は中国語(普通話)と台湾語(台語)です。
1.airbnbタイプの民泊の宿に泊まる
2.宿のオーナーの友達の親子がいた
3.小学校低学年の女の子がナチュラルバイリンガル
台東県の鹿野の宿に泊まった時のことです。この宿はairbnbタイプの民泊の宿でした。
宿の玄関を入るとそこは普通の一戸建ての家です。リビングルームがあり、その奥に大きなキッチンがありました。
airbnbタイプの宿にいたバイリンガール小学生
そのキッチンにオーナーとその友達とその子供の女の子がいました。女の子は小学校低学年です。
三人とも日本語は話せませんでした。なので自然とわたしとの会話は中国語になりました。
最初は小学生の女の子はもじもじして話しませんでしたが、だんだん慣れてきて、いろいろ話すようになりました。わたしと話す時は中国語で話しています。しかしお母さんと話すときは中国語ではありません。じっと聞いていると違う言葉です。
台湾語と中国語のバイリンガル
「お母さんと話している時はそれは中国語じゃないよね?何語なの?」と聞くと「台語(台湾語)」だと言いました。「国語(中国語)も台湾語も両方話せるの?」と言うと女の子はきょとんとした目でこちらを見ました。お母さんが「そうですよ。両方しゃべれるんですよ。」でも女の子は自覚してないようでした。自然とそうなっているようです。
そしたらこちらも疑問が湧いてきて「学校の友達とは何語で話しているの?」と聞いたら「国語(中国語)」と答えました。「そしたら家では何語で話しているの?」と聞いたら「台語(台湾語)」と言いました。器用に使い分けているようです。
家では家族と台湾語
学校では友達と中国語
台湾人は
中国語を国語といい
台湾語を台語といいます。
日本についていろんなことを3人から質問されました。そしてこちらも色々質問しました。わたしはこの中国語と台湾語を操る小学生の語学力にすごく興味を持ちました。特に台湾語は勉強したわけではなく、家で自然と身に付いた言葉です。テキストもないと言っていました。
「日本に行ったことはありますか?」と聞くと「1回だけあります」と言って「どこですか?」と聞くと「東京」だと言ってました。東京ディズニーランドに行ったそうです。
小学生と話している間も大人のお母さんたちは鹿野で取れた緑色のマンゴーを調理していました。山のようにある緑色のマンゴーを薄く切ってきゅうりの和え物のように砂糖で揉んでいました。そしたらすごくおいしい酸味のあるマンゴーのおつまみが出来ていました。数日間保存も効くそうです。台湾には台湾ならではの料理があるなと思いました。
手を動かしてると話もどんどんするようになります。中国語で会話しながら宿でのひとときを過ごしました。楽しい時間でした。
まとめ
田舎の民泊タイプの宿は想像を超える出来事で満ち溢れていました。この日はいい体験をしました。