台湾映画太陽の子を見て観光を考える

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台湾映画の太陽の子を見た感想

太陽の子(日本語タイトル)
太陽的孩子(中国語タイトル)
Wawa No Cidal(アミ語/英語abcタイトル)

 

アミ族の歌声がとても美しい映画。しかし内容はとても深刻。過疎化しようとする台湾の花蓮の村にリゾートホテル建設の計画が持ち上がります。先祖代々の土地を大事にしたい一方で土地売って仕事が見つかるという甘いささやきもあります。

 

台湾映画の太陽の子の見どころと二つの対比

こんな対比が映画の見どころでした。

 

農村(花蓮)-都市(台北)
少数民族-台湾人
台湾元-人民元
アミ語-中国語
地元の暮らし-出稼ぎ
お金-家族
本音-建前
子供-老人
個人-マスコミ
昔ながら-近代的

 

この二つの対比で物語が進みます。ジレンマにぶち当たるところが映画の見どころです。アミ族の村を守ろうという簡単なことならジレンマにもぶち当たりませんが、守ろうとしている本人たちも素直になれません。日本に置き換えても日本の田舎で起きていそうな問題です。

 

太陽の子

台湾映画の太陽の子のアミ語と中国語

映画を見ていてアミ語がどんどん話されます。中国語とはまったく違うアミ語は聞いてもわからないので字幕だよりでした。ちなみにお父さんのことを「ママ(アミ語)」と言っていました。映画の中ではアミ語と中国語を主人公とその娘は話します。アミ族のおばあちゃんと役場の人との間に立ち通訳する場面もあります。

 

中国語を勉強する視点から見てもおもしろい映画でした。アミ語を話す場面が続いていて中国語が飛び込んでくると中国語にすぐに反応します。中国語の反射神経も試すことができます。

 

主題歌の「不要放棄」も台湾で音楽の賞をとっています。

 

アミ族の村に行ってみたくなりましたが、観光客気分で行ったらこの映画に出てくるリゾートホテルを利用する人と同じになります。ここでわたしのジレンマが出てきました。

 

花蓮に行きたいけどこの映画に出てくる観光開発の手助けをするようなことはしたくないと思えてきました。どこに焦点を当てるかで世の中の見え方は違ってきます。冷静に考えると「視点が増えた」ことに焦点を当てようと思いました。人はいろんな視点の中で同じ時を過ごしているのかもしれないと思えてきました。主人公の女性もこのジレンマで仕事と理想の間にいました。映画の中では花連に戻り家族を大事に暮らすようになりますが、その後の暮らしも気になります。

 

これは花蓮だけの問題ではなく日本各地の観光地にもいえる問題かなと思います。

 

まとめ
花蓮の観光を裏側から見ることができます。少数民族や言語にも注目。


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